『ef - a tale of melodies.』レビュー
ef - a tale of melodies.(公式HP)
評価:☆☆
評価の見方
☆:つまらない作品。ある意味、観てよかった。
☆☆:まあまあ楽しめる作品。嫌いじゃない。
☆☆☆:楽しめる作品。今期の傑作。
☆☆☆☆:人に勧めたい作品。今年の傑作。
☆☆☆☆☆:素晴らしい作品。アニメ史上に残る傑作。
※最低でも、全体の50%は観ています。観ていない作品は評価しません。
◆寸評
『ef - a tale of memories.』 の続編。前作はアニメ史上に残る傑作と評価していたので、ハードルはかなり高めに設定しました。続編でなければ、人に勧めたい作品という評価だったかもしれません。羽山ミズキと久瀬修一、雨宮優子と火村 夕、それぞれの話は面白かったと思います。ただ、前作を観ていない人にはオススメできない作品であると同時に、前作を観た人がガッカリする可能性のある作品でした。
以下、ネタバレ含むレビューです。
※この作品の原作は18歳未満購入禁止のゲームとなっています。アニメ作品自体は全年齢対象ですが、このレビューでも一部、原作ゲームについて触れています。
◆第1話で清算していれば・・・
『ef - a tale of memories.』(以下、パート1)と『ef - a tale of melodies.』(以下、パート2)では、あわせて5組のカップルが出てきますが、2作品をつなぐ上で最も重要なカップルは雨宮優子と火村 夕です。何故、この2人は出会うことができないのか?パート1で解決しなかった謎が、パート2で解明される。2人の再会はエンディングであり、視聴者にカタルシスを与えることになるだろう。そう想像していました。
とりあえず、物理的な謎は第1話で解決します。雨宮優子がいるのは日本で、火村 夕がいるのはオーストラリア。「音羽」という街は、日本とオーストラリアの両方に存在したのです。新藤 景と新藤千尋。パート1における新藤姉妹の距離感は強烈な印象を残していたのですが、それも解決してしまいました。
日本とオーストラリアに同じ街が存在する。あまりにも突飛な設定ですが、第1話だったので素直に受け入れることにしました。原作通り(from『さよなら絶望先生』第11話)なのかもしれないですし・・・。
願わくは、第1話で雨宮優子が死んでいることも明らかにしておいて欲しかった。パート1は新藤千尋と麻生蓮治の物語だったので、雨宮優子が幽霊だなんて説明する必要はなかったけど、パート2では雨宮優子がメインヒロインだったので、ここはハッキリとしておくべきでした。
幽霊が確かに存在する世界なら、新藤千尋の記憶障害なんて、枯れない桜(from『D.C. ~ダ・カーポ』)にお願いすれば解決する問題に格下げじゃないですか!絶望的な障害を前に、それでも一緒になることを決心した新藤千尋と麻生蓮治の物語が台無しですよ。
◆チャーミングな羽山ミズキ
羽山ミズキと久瀬修一の物語は、宮村みやこと広野 紘、新藤 景と堤 京介の物語同様、添え物だったと思います。ただ、羽山ミズキはパート1とパート2をつなぐ重要な存在でした。心を病んだヒロインばかりの中で、羽山ミズキのポジティブな姿勢は非常にチャーミングだと思いました。他の恋愛モノだったら確実にウザい存在ですが、この作品では輝いていました。
◆なぜ、雨宮優子と離れたか?
どうして2人は離れ離れになったのか?雨宮優子と火村 夕の物語は、それがテーマとなっていました。まずは孤児院での別れ。そして、逃避行の失敗・・・。それでも火村 夕は諦めない。そして、雨宮優子は火村 夕を受け入れるのです。その2人が何故、日本とオーストラリアに別れているのか?それを知りたかったのに、最後に明かされたのは謎ではなくてオカルト的な秘密。これはガッカリです。
雨宮優子は、本当に魅力的なキャラクターでした。壊れそうなほど辛いのに、強がってみせる。そんな彼女だからこそ、一番幸せになって欲しかった。せめて、火村 夕がとっくの昔に死んだ雨宮優子のことを想い続けているという設定が明らかにされていれば、あのエンディングでも納得できたと思うので、返す返す、本当に残念です。
以下、18禁アダルトな内容およびネタバレを含むレビューです。
※原作ゲーム(18歳未満購入禁止)について触れます
◆原作ゲームのエロ度
アニメ版では新藤千尋の服がきちんと畳まれていたり、広野 凪が自画像兼裸婦像を描くシーンなど、多少の露出があった程度でした。ただ、原作ゲームは18禁アダルトの指定を受けているので、きちんと性的描写が行われています。なお、ストーリー展開は微妙に異なっています。また、絵の枚数が異様に多かったので、『魔法少女アイ参』みたいな事はありません。
宮村みやこ×広野 紘:正常位・フェラチオ・騎上位
新藤 景×堤 京介:正常位・フェラチオ・正常位
新藤千尋×麻生蓮治:騎上位
羽山ミズキ×久瀬修一:フェラチオ・騎上位
雨宮優子×火村 夕:フェラチオ・正常位・座位
・・・妙に騎上位率が高い気がします。個人的には宮村みやこ(騎上位)がオススメです。
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