ヴェルディ系ブログに関する考察
ブロガーミーティングに参加した。ブロガーミーティングといっても大したモノではない。参加者は10人ぐらい。試合開始前、集合場所に集まって1人ずつ挨拶。で、ゴール裏に行って応援。試合終了後に7人で調布のジョナサンに行って、ドリンクバーをオーダーして駄弁るだけ。ほどよい時間で解散。本当に大したモノではない。しかし、こうしたミーティングが開催できたことは素晴らしいことだと思う。アメブロを使っていない僕が言うのも変な話だが、ブロガーミーティングを開けたのはアメ-バブログ(アメブロ)の影響が大きいだろう。ジョナサンまで残った7人のうち、僕以外の6人はアメブロユーザーだった。僕がアメブロを使っていないのには、それなりの意図があるのだが、それは後日語るとして……。今回はヴェルディ系ブログについての考察を記す。
僕はJ.B.Antenna-東京Vを管理している都合上、数多くのヴェルディ系ブログを読んでいる。ヴェルディサポーターの総数はお世辞にも多いとはいえない。故に、ヴェルディ系のブログも多くはなかった。しかし、それは去年までの話である。今年からスポンサーとなったサイバーエージェント社が、ヴェルディサポーターがアメブロを開設するように、積極的な勧誘活動を始めたのだ。勧誘活動は現在も進行中である。詳しくはこちら。ヴェルディサポーターの間では、アメブロを開設することが“サポーター活動”の一環として認知されたため、アメブロにおいてヴェルディ系ブログが数多く誕生することとなった。サポーターのブログ開設率は、何の調査もしていないので根拠はないが、ヴェルディがトップだろう。さて、ここで注目したいのは開設することが重視された点である。ほかのチームのサポーターの場合は、ブログを開設するだけでなく、チームをサポートする“コンテンツ”を作成した時点で“サポーター活動”となる。しかしヴェルディの場合は、アメブロを開設することが“サポーター活動”なのである。この意識の違いは大きい。結果、どのような“コンテンツ”を作り出すのか不明瞭なまま開設されたヴェルディ系ブログが氾濫したのだ。
インターネット上の“コンテンツ”という側面から考えると、サイバーエージェントによるヴェルディサポーターへのアメブロ勧誘活動はノイズを増やしただけといえる。しかし、“コミュニケーション”の側面から考えると、非常に大きい功績を残している。アメブロには、はてなダイアリーほどではないが、ユーザー間に連帯感を持たせる機能が搭載されている。ログインしている状態だとコメントの入力が簡単とか、読者登録ができるぐらいだが、ほかのブログサービスよりはユーザー間で連帯を感じるはずだ。そして“ヴェルディ”という共通の話題が存在するのだ。ヴェルディサポーターによって開設されたアメブロが“コミュニケーション”に志向するのは自然な流れだろう。
“コンテンツ”と“コミュニケーション”は対立するものではなく、また優劣を競うものでもない。しかし、インターネット上の“コミュニケーション”をサポーター活動と評価するのは、いささか無理があると思う。やはり何らかの“コンテンツ”を生み出して、初めて“サポーター活動”たりえるのである。“コミュニケーション”から生まれる“コンテンツ”は存在する。「電車男」などが例として挙げられる。アメブロでは人気のあるブログが書籍になる
みたいだが、“サポーター活動”は書籍にする必要はない。実際にスタジアムに行って応援すれば充分な“サポーター活動”なのだから。つまり、アメブロにおける“コミュニケーション”がオフラインでの活動、具体的にはスタジアムでの応援に繋がれば、ブログを開設したことに意味が生じるのではないか? そう考えれば、“コンテンツ”として未成熟なブログにも存在意義が認められるのである。
今回のブロガーミーティングは、“コミュニケーション”が“サポーター活動”となった好例といえる。ヴェルディ系のブログを巡回していると、しばしば「書くことがない」というボヤキを見かけるのだが、そうした悩みは“コンテンツ”に固執しているのが原因だろう。そういう人は“コミュニケーション”に目を向けてみてはどうだろうか? ブログで優れたエントリーを書くだけが“サポーター活動”たる“コンテンツ”とは限らないのだ。ブログを“コミュニケーション”のツールと考えれば、「書くことがない」という悩みから解放され、もっと気軽に楽しめるだろう。
★5月15日追記
なんかよく分からないけど、サポティスタに晒されている。けっこうなアクセス数があって「ヤバイ!」と思い、突然エントリーを削除する。なんて気の利いたことをするつもりはないので、放置なのですが(笑)。誤字の指摘とかがあったら黙って直すけどね。僕がこのエントリーを作成したキッカケは、実験さんとozricさんの文章です。
その冒涜がいったいナンボのものなのか(サヨナナ)
酷評するヤツに守ってもらいたいルール(Don’t lose your temper)
アメブロってランキングとかやってるじゃない。あれって、ブログ更新のモチベーション維持に役立つと思うのですよ。ただ、アクセス数がずっと伸びないと、変なプレッシャーになっちゃうのかなって。その結果、アクセス数を稼ぐために過激なことを書く人が多くなったら嫌だなって思ったの。インターネットは、過激な意見が重宝されるメディアだからね。だったら、最初から”コンテンツ”重視でなく、”コミュニケーション”を重視したら良いんじゃないかなと。ま、ヴェルディの情報を知りたい人にとってはノイズなワケだけど、ノイズだって意見は無視でいいじゃん。自分が楽しいってのが一番大事なワケですよ。
「コラム」カテゴリの記事
- サッカーサイトの歴史を考える(2005.05.26)
- ヴェルディ系ブログに関する考察(2005.05.15)
- 第1回サポーターズミーティング議事録(2005.05.02)
- 柏ではなく大宮の話(2005.04.25)



Recent Comments