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フットボールとナショナリズム その2

 司会者がクラブと代表の関係について質問をする。それに対して、一概にヨーロッパと括ったりするのはダメ。国や時代によって、ナショナリズムの高まりは違うことを指摘。例えば、フランス。サンドニの日本戦でスタジアムが満員になるなんて普通ならありえない。また、98年W杯のクロアチアは国ができたばかりで、3位決定戦でも頑張ってみたりとか。サッカーが盛んでない国でサッカーが盛んになる時にナショナリズムを利用したり、ナショナリズムを高めるためにサッカーを利用したり。かつての日本は前者だったが、現在ではサッカー人気とナショナリズムが成熟しているのではないか?

 日朝戦では、日常生活における隣人がアウィになる。2001年に行われたフランスvsアルジェリアなんかがそう。さいたまスタジアムが何故会場に選ばれたのか? それは単純に警備上の問題だろう。アウェイ側5000席というのも妥当だろう。ちょうど、FMヨコハマvsRさいたまのCSにおけるFMヨコハマに割り当てられたチケットの枚数と符合する。

 この後、後藤氏の北朝鮮思い出話(メキシコW杯予選)が始まる。犬食の話とか、人工芝がカチカチだったとか、当時でも旧式の飛行機だったアントノフがピカピカだったとか……。完全に「フットボールトナショナリズム」というテーマから逸れてしまいます。

 後藤氏の話が終わった後、最近の日本代表ゴール裏について。宇都宮氏がさいたまスタジアムで行われたシリア戦(観客3万人)は、現在の過渡期を表していると言う。いままでは日本代表だけを応援していた人が多かったが、クラブだけを応援している人も増えてきた。宇都宮氏が「川淵氏は、自分の目の黒いうちは日本代表の人気が終わらないだろう」と言っていたという。そういえば、キリンカップへのモチベーションも随分と変化した。昔はタイトルを獲ってやろうと必死だったのに、いまのサポーターには単なる親善試合という位置づけ。日本代表、クラブチーム以外にも、海外サッカーファンの存在も無視できない。実際、海外サッカーファンが一番、サッカーにお金を落としているのではないかとますたろう氏が指摘。

 選手だけを応援する人はどうか? 宇都宮氏は、サッカーは本来チームプレーで、選手は言い方は悪いが”部品”に過ぎない。サッカーを観る文化が育っていない過渡期ゆえの現象ではないかという。ますたろう氏は、女子代表を応援した時、かわいい選手への声援が大きくなるのは仕方がないと気付いたと言う。

 イベントの最終盤では、FBLのオーナーである小谷氏も参加。各国のサポーターについて語る。プレミアリーグでは、シュートが外れたりすると「ウゥッ」という5万人のタメ息が聞ける。2002年W杯のアイルランドサポーターは、新潟のサポーターに強い影響を与えたと言う話。あと、タータンアーミーと呼ばれるスコットランドのサポーターも素晴らしい。イングランドのサポーターは国旗に地名を入れて応援している。サッカーの母国は、他の国、スペインやドイツ、イタリアなどに比べても進んでいるのだと後藤氏が指摘。日本はイングランドに比べて100年遅れているが、その差を縮めていると言う。あと、日本は他の国の良いところを観すぎだと言う。イングランドはサポーターは素晴らしいけど、代表の成績は? フランス代表は強いけど、試合中にウェーブをする観客はどうよ? 国によって良いところは違うのだということを忘れてはならない。

 そんな感じで1次会が終了し、飲み会に突入。いろいろな人にお会いしたのですが、宮崎あおいがかわいいとか、サッカー系のサイトではアソシエイトは儲からないなとか、下らない話しか覚えていなかったりします。正直、体力の限界だったので、帰宅することにしました。


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Comments

よその国のいいところを観て、何が何でも追いつきたがるのがわが日本人ですからねぇ。その反面足下をおろそかにする傾向もあるのですが。

Posted by: しま | 2005.02.09 at 00:09

アファリエイトの話ですが、私の別サイトではgoogle Adsenseなるものを貼っております。クリック率は0.05%なのであまり儲かっておりませぬ。

Posted by: しま | 2005.02.09 at 08:36

しまさん、コメントありがとうございます。

音楽サイトだとiPodが売れまくっているみたいです。それに対してサッカーだと、売れるのはせいぜいDVDなんですよね。FC東京とかRさいたまなんかDVDを発売しているけど、東京ヴェルディはDVDを発売したりしないから、まったく儲からない。日本はまだまだ代表や海外の市場が大きいなと感じさせられる今日この頃だったりします。せめてレプリカを売ることができたらなぁ。とほほ。

Posted by: さみ~ | 2005.02.09 at 16:23

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